会社設立20年を迎えて

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    御礼と決意

     お陰様で2002年の創業より、昨年末無事に19期目を終えることが出来ました。リーマンショック、震災、新型コロナ等、激動する時代の中、ひとえにお取引先から頂いた多大な御厚情によるもので心より感謝申し上げます。

     節目の20期目をスタートさせるにあたり、創立時からの弊社コンサルティング理念である『お客様を影で支え、様々な問題から盾となってお守りする』ことに加え、第10期目より取り組んできた『求められることだけでなく、より積極的にプロジェクトの価値最大化を目指すコンサルティング』を更に昇華させていきたいと考えております。

    先を見通すコンサルティング

     法律や取り扱いが目まぐるしく変わる中、責任をもって積極的に提案を行っていくことは専門職の方々にとっても難しい状況です。そんな中、年間数十件の実案件をベースに、通常の取り扱いとは異なる難解な手法で各行政庁と膝を交え交渉している弊社のみにできることは何なのか。それを考えました。

     不動産に関わるプレイヤーも厳選され、より正確で迅速な意思決定なしには有利な立場を築くことはできません。対面での打ち合わせ機会も少なくなる中、そもそもの商機を得る為に必要な企画図面の質は落ち、作成時間も長くなる一方です。

     弊社には長年の行政交渉で蓄積した膨大な協議実績と、限定された範囲ではなく行政実例や裁判事例も含めた各種法律の知識、プロジェクトを遂行する中で得た経験があります。これらを駆使し、企画初期段階の打ち合わせやメール等による相談段階で、多角的な視点からプロジェクトの帰結する未来をより良い形でお示しすることを目指していきます。

     『質とスピードに加え、千里眼の様に先を見通すコンサルティングを行う』ことで、よりきめ細やかにお客様をお守りし、差別化の為にプロジェクトの質を最大化することが確実になると考えます。

     節目にあたり新たなコンサルティング理念を示すのではなく、今までのコンサルティングを昇華させ不倒の高みを目指す10年としていきます。より一層業務に邁進して参りますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。

    令和3年3月7日

    株式会社アーバンクリエイト

    代表取締役 田中貴利